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歌舞伎十八番

本が世界に誇る伝統芸能、歌舞伎。その長きにわたる歴史の中で七代目市川團十郎が市川宗家のお家芸として選定した演目が「歌舞伎十八番」です。

「助六」「勧進帳」「暫」「関羽」…初代團十郎や二代目團十郎が演じたと言われる18演目の中には、七代目の時代にオリジナルの台本が失われてしまっていたものもあり、それらは演目も形を変えながらも引き継がれていきました。

本書では七代目市川團十郎が再構築した「歌舞伎十八番」の名場面を題材とした錦絵集を高解像度版の電子書籍として収録しました。

 

戸の版元“えびすや”によって本書の底本が刊行されたのは嘉永5年(1852年)。ちょうどペリー提督が日本に向けて旅立った年に、錦絵集「歌舞伎十八番」は出版されました。

浮世絵の制作を担当したのは当時の大人気浮世絵師、歌川国貞(三代目歌川豊国)です。

 

作品数一万点以上に及ぶとも言われる三代目歌川豊国は、特に美人画や役者絵を得意としました。

その手によって描かれた役者絵は、七代目市川團十郎が活躍した当時の歌舞伎の名場面を生き生きと写し出しています。

 

書には18演目すべての錦絵を掲載していますが、演目の中には、現在では上演されておらず、錦絵でしか内容が伝わっていない演目もあります。

三代目歌川豊国の繊細な筆致と見事な色使い、そして躍動感溢れる人物描写によって、余す事なく表現された江戸の歌舞伎。

その魅力を是非、ご堪能ください。

(LDP)

歌舞伎十八番

【著者】歌川国貞 【編集】LOGDESIGN publishing

【ページ数】28ページ

【出版日】2014年9月14日(第1版)

 

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